ハロプロDD soramiの囁き

ハロプロについて、あれこれと思いを綴ります。

次々と事は起こるが。

 ハロプロに次々と事が起こっています。その出来事に即時的に評価を下して、コメントを書いたり、ブログに上げたりしている人も多くいますが、私はそれとは距離を取り、時間がいくらか経過した上で、自分としての解釈を示そうと考えてます。

 だから、今回の藤丼の事に関しても、今は言葉は出さずに、自分の考えを温めることに専念しようと思っています。

 

 さて、前回は、カンガルーに対して、新しい方針が示された時の、私の解釈を示しましたが、今回は、ハロプロ新体制の動画についての、解釈を示してみたいと思います。

 

 まず、こういう発表をエンターテインメントとして行うのか、事務的な連絡として行うのか、という問題があります。

 これについては、Juice=Juiceのメンバーの発表以降、恒常的に、エンターテインメントとして行われてきました。ハロプロのファンにはDDが多いため、メンバーやグループの追加や卒業については、関心を持つ者も多く、だからこそ、イベントとして盛り上げる形で行うことで、1グループの枠内だけに、情報をとどめずに、世間的にも認知を広げようとする、というのは、妥当なことだと考えます。

 

 ただし、エンターテインメントとして行う上では、もっと計画的な計算や演出が必要であるわけですが、今回のメンバー追加の3グループのリーダーへの知らせ方や、各グループのメンバーへの紹介の仕方が三者三様で、いずれにも、いくらかの混乱が見えていました。ドッキリ仕立てという枠組みを守ろうとして、秘密厳守で動きすぎたための結果かと思いますが、欲張りすぎて失敗していると思います。

 

 アンジュのかっさーに発表したような形で、各グループのリーダーには前もって示して置いた上で、本人たちのみにドッキリ仕掛けをするというのであれば、ファンたちの反応も、もっと違った形になったのではないかと思います。

 

 次に、カンガルーをばらばらにしたことに対しても、様々な考えが示されてましたが、これはカンガルーに対する最初の体制の変化自体が、誤解されたままの上に立っての評価が多かったと思います。

 これについては、前回同様に、あるものに投稿した私のコメントを、示させてもらいます。

 

「 カントリーガールのオタクたちに、更に他のグループのオタクにも申し上げます。今回のこの兼任は3年後の壮大な計画のための布石と考えられます。会社側は、ももちの育てたカントリーガールズをとても信用し、そして実力を信じているからこそ、更に3年後の期待を込めて、今回のようなことをしたのだと、今回の配置や組み合わせを見て確信しました。


 まず3人をばらばらにした上で、モーニング娘。アンジュルム、juice=juiceに1名ずつ配置し、かつ、モー娘。以外には研修生とセットで入れました。これはすごくよく考えられた配置です。


 3年後のカントリーガールズは、大学を卒業し、フリーになったリーダー山木、高校を卒業し、大学に入り余裕ができた小関、という本丸を守ってきた二人に、モー娘。の歴史と精神も備えた森戸、アンジュルムの遊び心も会得した船木、juice=juiceの歌心も体得した梁川が再結集し、いわばハロプロの各グループの精鋭を集めた、今まで存在しなかったような、ハロプロ最高のグループが出来上がるということになるでしょう。そしてその暁には、悲願のアメリカはもとより、世界ツアーが組めるでしょう。それでこそ、カントリーガールズと改名した里田の思いも、カントリーガールズのメンバーたちの思いも、実現すると思われます。今の苦難は将来の発展の布石です。


 なお、アンジュルム、juice=juiceには研修生と一緒に入っているのは、カントリーのメンバーが同期として、カントリーの精神も教えられるとともに、自分達がカントリーに復帰した後も、各グループに影響を与え続けられるように(もちろん各グループの歴史を維持させるためでもあります)という意図だと考えられます。


 また、モー娘。だけが森戸一人となったのは、今回の加入は例外であり、モー娘。の新規は、あくまでもオーデションをした上でのことという、今までの流れを壊さないための措置だと考えられます。


 長くなりましたが、以上のように考えることで、今回のカントリーの一時的な解体や、歴史の古い3グループに一人ずつを割り当てた理由が、合理的な妥当性をもって理解できると思います。」

 さて、Juice=Juiceのメンバーの固定が崩れたことに対しても、批判がありましたが、

「地団太ダンス」を今の彼女たちに歌わせたこと、海外ツアーを打ち出したことと繋げて考えれば、小さくまとまり、歌の向上を目指した段階から、世界に打って出る、よりエンターテイメント性を持ったグループ作りをする段階へと進ませようとし、そのために、梁みんとるるを加えたという、明確な戦略が見えてくるはずです。

 

 流動の時代に生き残れるものは、時代の先を読みつつ、変えるべきところは変え、残すべきところは残すという、柔軟性を持つ者です。

 ハロオタもハローを楽しむためにも、その流動性自体をエンターテイメントとして考えていくことが必要と考えます。