ハロプロDD soramiの囁き

ハロプロについて、あれこれと思いを綴ります。

急激な新人加入ラッシュについて考えること。

 今年になってから梁川奈々美宮崎由加和田彩花の三名がハロプロを卒業した。またアンジュルムの勝田も卒業を予定している。この前後にjuice=juiceには、北研の工藤と本土研修生である松永が、モーニング娘。には北研の山﨑と一般から岡村と北川が、そしてアンジュルムには、研修生の橋迫が、という風に、次々と加入が決まった。また研修生自体にも改変が加えられ、研修生内に新たなユニットが設けられた。このユニットも恐らくは今後のデビューの予定者が入ることになると考えられる。


 これだけ大勢の者が3グループに入るというのは、ハロプロ新体制で、カントリーガールズの兼任者が他のグループにも参加した時以来である。勿論、この加入は各グループ毎で考えると、モーニング娘。は工藤、尾形、飯窪の補充、アンジュは和田と勝田の補充、juiceは宮崎と梁川の補充ということになるのかもしれないが、工藤の補充は森戸で、和田、勝田の補充は太田と伊勢で、宮崎の補充が稲場ということで、既にされていたとも考えられる。そういう点では、今回の新加入で、モーニング娘。アンジュ、juiceいずれも平等に1人ずつ、増加したと言える。


 近年、カントリーとこぶしを除くと、8人以上のグループが増加してしまっている。これは、今後の卒業ラッシュを踏まえた、メンバーの総合力を維持、継続させるための手段であると考えるのが一番妥当であろう。もちろん8人という形へのこだわりが、事務所にあることは言うまでもない。そして、特にこぶしに関して、5人という人数を変えないのは、C-uteの前例に基づいてのことであろうし、この5人のままで解散まで行かせるという意思の現れでもあろう。


 研修生の新体制については、急な卒業希望者が出てきた時に、穴埋めが容易にできるようにするための措置かもしれない。管轄するグループやそのグループのメンバーが増えてくれば、その管理とその質の維持に、経営者としては一番意識を向けざるを得ないからである。もちろん研修生の側も、そのユニットに入ることを目標にすることで、より実力が向上することにも繋がろうし、デビューへの近さも意識できることになろう。